ロードトリップ５日目。今日は遂に最終目的地のネバダ州に入ります。新居地まで通しでドライブも可能だったんですが（因みに７時間＋α）、昨日、一昨日と長旅だった為、ネバダ州は２日に分ける事にしました。なので最初はネバダ州、エルコと呼ばれる町まで。
昨日のワイオミング州からユタ州の話はココから：https://doggieandmyuslife.com/ja/引っ越し～ワイオミング州→ユタ州～/
一昨日のネブラスカ州からワイオミング州の話はココから：https://doggieandmyuslife.com/ja/引っ越し～ネブラスカ州→ワイオミング州～/
走行距離２３０マイル（３７０ｋｍ）、所要時間３時間２０分と楽な旅です！朝ものんびり。ゆっくり朝食を取り、午前１１時前にチェックアウト。最初で最後の休憩地点はネバダ州とユタ州の州境にあるウェスト・ウェンドーバーと呼ばれる町。約１時間３５分で到着します。
ソルトレークシティーの街を出ると、すぐに目に付いてくる製錬所や採鉱所。１８００年代から盛んになった工業らしく、世界一大きな銅鉱山、ケネコット銅山があります。ツアーもある様なので、一度行ってみるといいかもしれません。個人で行く場合は、前もってチケットを買っておくといいそうです。
| 住所： | 12732 Bacchus Hwy. Herriman, UT 84096 |
| ウェブサイト： | https://riotintokennecott.com/visit/ |
製錬所を数々左手に見つつ、すぐ右手にはグレートソルトレイクが広がります。この湖は現在長さ７５マイル（１２０ｋｍ）、幅３５マイル（５６ｋｍ）の大きさで、西半球で一番大きな塩水湖。この湖には支流から塩分を含んだ淡水が入ってくるのですが、水が出ていく場所はありません。なので水が蒸発していくと、塩を残すそうです。
そしてネバダ州を間近に、そんな地理の勉強をせずに通った、グレートソルトレイクの西側に位置するボンネビル・ソルトフラッツ。この辺りは古代ボンネビル湖と呼ばれる巨大な湖があったそうです。約１２１ｋ㎡にも及ぶ湖の跡にできた平野。最初は雪かと思ったぐらいｗ
まるでウユニ塩湖にいるかの様な景色。途中で塩だと気付いた二人ですが、そんな塩の話より先に目に入った蜃気楼！！
砂漠で見えるというのは知ってたけど、特に暑かった訳では無く普通に冬の気温です。何の現象なんですかね？？
さて、こんな綺麗なボンネビル・ソルトフラッツを抜けるとやってきましたネバダ州。
ウェスト・ウェンドーバーという町で取り合えず一休み。ネバダに入って最初の町。早速カジノのサインがありましたｗ ここから最終地点のエルコまでは約１時間半。ちゃちゃっと休憩を済ませ、先を急ぐ事に。
途中、何やら怪しげなサインを発見。Deeth Starr Valley？？何ともスターウォーズのデス・スター（Death Star）を思い出させる名前ｗ 多分くっ付けて読んだらダメっぽい？Deethという町（今やゴーストタウンらしい）と、Starr Valleyは別物ｗ
そして早くも午後１時半、エルコに到着です。
エルコと言う町は１８６８年創立後、ネバダ州北東部のセントラル・パシフィック鉄道の重要な流通拠点となり、開通後急速に栄えて行ったそうです。なんせ撃ち合いが頻繁に起こっていたらしく、裁判所と牢屋は必需品だったらしいｗ ネバダ州立大学も１８７３年、エルコに建てられたそうですが、１８８５年、エルコの人口が１０００人を切ったところで今のリノに移ったそうです。
と、まぁすぐにホテルに入るのも何なので、一つこの町にある天然の温泉とやらを見てきました。
Google Mapにあった、カリフォルニア・トレイル – ホット・スプリング。
中には入れなかったけど、温泉だそうです。遠くの方も地上から湯気が出てきているのが見えます。（上写真右）
今や色々旅行のガイドブックなどで面白そうな場所を見つけられるものの、当時は下調べをしていなかった為、写真だけちゃちゃっと撮ってホテルへ。
ディナーはこの町のバスク料理。初めて聞いた単語だったけど、ヨーロッパ南部（スペインやフランス南西部）の移民が多かったのか、バスク料理というものが目につきました。なので評価も高く、１９１０年にオープンしたと歴史のあるThe Star Hotelというレストランからテイクアウトをしてきました。
バスク・スタイル・ディナーという事で、メインを頼むとスープ、サラダ、フランスパン、バスク・ビーンズ、パスタ、フライドポテト、野菜類が無料で付いてくるそうで、とても豪華なディナーとなりましたｗ
| 住所： | 246 Silver St. Elko, Nevada |
| ウェブサイト： | https://www.elkostarhotel.com/ |
お腹もいっぱいになったところで今日はお終い。明日は遂に最終地到着です。続きはまた次回に！